特徴
エジプシャン・マウは、古代の壁画や巻物に描かれている猫にもっとも似ているとされています。名前の「マウ」という言葉もエジプトの言葉で「猫」のこと。ボディも顔も中庸の外形をしていて、被毛はブラウンの地色にスポット模様のタビーが入ります。ただし目だけは、昔のマウと違って、大きくて丸みがあるアーモンド型。ちょっと心配そうな顔つきがとってもかわいい感じです。そして、猫種の中でもその足の速さは、時速48キロ以上のスピードで走ることができるイエネコでは一番のスプリンター猫です。ちなみに猫族で一番速いチーターは、現在の最高記録が時速113キロなので、ちょっと比べ物にならないですけどね。
この猫種は、あくまでも天然のスポッテッド種とされています。他の猫と違って、スモークの場合でもはっきりとしたタビーが入るのが特徴です。
エジプシャン・マウの毛色のタイプは、セルフ、スモーク、タビーの3種類だけです。
■セルフ
ブラック、ブルー
■スモーク
ブラック、ブルー
■タビー(スポッテッド)
ブロンズ、ブルー
■シルバー・タビー(スポッテッド)
シルバー、ブルー
以上のカラーバリエーションがあります。
歴史
イエネコはすべてといっていいほど古代エジプトの猫の血を引いています。その中でアビシニアンと並んで、最も原種に似ている猫種が、このエジプシャン・マウです。その原種は、今でもエジプトのあちらこちらで見かける事ができるそうです。
そして亡命ロシア人の、ナタリー・トルベツコイが、カイロの野良猫のスポッテッド模様を気に入って、メス猫を1匹イタリアに持ち帰りました。イタリアの地元の猫とかけ合わせた結果、その子供の猫は1956年に彼女がアメリカを訪れたときに猫種登録されたのです。
手入れ
短毛種なので、特に気を使う事はありませんが、日頃から健康をチェックするという意味で体に触り、ブラッシングを習慣付けするといいでしょう。
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