猫の首輪…。洗った事ありますか?
そして、まずはできる事からと、洗える素材にこだわりました。 う〜ん困った! そこでやっぱり、首輪自体に効果的な機能を持たせることにしようと決心。 って探していたら、やっと見つけたのです!!それは「光触媒」
【光触媒】には、ふたつの加工方法があります。ひとつは、直接生地に練り込んでいるもの。そしてもうひとつは、あとから【光触媒】をコーティングする方法。 「猫の用品」になんでそこまで…と言われそうですが、これなら、飼い主さんも安心して選んであげられます。 |
光を受ける事で化学変化する物質の事を【光触媒】といいます。【光触媒】に使われているのは、「二酸化チタン」です。一般的には「酸化チタン」と呼ばれているこの物質は、光のエネルギーを吸収して、酸化・還元反応を起こす触媒です。酸化チタンは、その物質の安定性と安全性の高さから厚生労働省も認定している食品添加物で、様々な食品や口紅等の化粧品、ちょっと変わったところでは、入れ歯なんかにも使用されています。 光触媒の身近な例としては植物の光合成があり、葉緑素に光が当たると空気中の炭酸ガスなどの有機物に変化させて成長することが有名ですよね。 消臭・抗菌をうたった市販のスプレータイプのものは、浮遊・付着している有機物にスプレーすると有機物を落とすという方法。その時はいいのですが、あくまで瞬間的なもので、次に発生し浮遊・付着する有機物には効果なし。
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細菌(大腸菌・黄色ブドウ球菌など)を分解。財団法人日本食品分析センター等、公的試験機関における証明データを取得した加工を施しています。 抗菌力試験(大腸菌・黄色ブドウ球菌):財団法人日本食品分析センター |
猫ちゃん自体は、全然臭いの気にならない動物ですが、生活臭などが首輪の繊維についてだんだん臭いがついてきます。 アンモニアやメチルメルカプタン、アセトアルデヒド等を分子レベルで分解します。市販されている消臭剤のように定期的にスプレーしたりする必要がありません。 |
アンモニアガスの除去性能評価試験:財団法人日本化学繊維検査協会大阪分析センター |
加工を施しているとそもそもニオイや汚れがつきにくくなります。汚れが軽減できるので、いつもつけている首輪には最適な加工となります。でも食べカスや土、泥なんかの汚れは、付きますよ。あくまでバイ菌などのお話です。ですから時々首輪も手洗いで洗ってあげる必要はあるかもですね。 |
上記でも述べていますが、人間の食品添加物として使われている【酸化チタン】を利用しているものなので安全性は、証明済みです。【二酸化チタン】は、食品衛生法:厚生労働大臣が指定した指定添加物。 試験要約:光触媒酸化チタン液を検体として、マウスを用いた急性経口毒性試験(限度試験)を行った。試験群には2000mg/kgの用量の検体を、対象群には溶媒対象として注射用水を雌雄マウスに単回経口投与し、14日間観察を行った。その結果、観察期間中に異常及び死亡例は認められなかった。以下省略 |
試験結果から、【無刺激性】のものであると判断できます。 抗菌を考える時に【銀】や【銅】などを利用した物も多く出回っていますよね。金属や鉱物を利用した抗菌もとても効果的で魅力だったのですが、時々人間でも、金属アレルギーになる方もいて、ずっと毎日つける首輪にはちょっと無理かもと判断した経緯もあります。 ウサギを用いた皮膚一次刺激性試験:財団法人日本食品分析センター 他にも酸化チタンを直接注射で、皮膚内に入れた場合にも特に異常は認められない試験データも出ています。(モルモットを用いたMaximization法による皮膚感作性試験:財団法人日本食品分析センター) 他試験でも異常なし。
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