猫の首輪には必ず【鈴】がついています。
多分、世界中の猫の首輪には全部鈴がついているんじゃないかと思います。

でもでもあえて、ゴロにゃんでは、猫は特に聴覚に優れた動物(ゴロにゃんママの情報局:猫について編へ)であるという理由から、多分、うるさく感じるであろう『鈴』も基本的に「なし」の首輪としています。

鈴を付ける為に猫に首輪をつけるのだ。っとおっしゃる気持ちもわかります。鈴をつけていると、人間にとって、どこにいるか分かって便利なものですよね。その効果と役割は、確かに認めます。
【猫に鈴】といった言葉もあるくらいですものね。

でもでも、猫という動物を知れば知るほど、鈴は、なしにしたくなるのです。人間が聞こえる範囲は2万ヘルツ以内なのに対して、猫の場合は、最高7〜8万ヘルツ位まで聞き分けるんですよ。こんなに聴覚に優れた動物は、そうそういないのです。

慣れもあって、鈴をつけていても全然平気な猫ちゃんもいます。
でもそれは、猫に聞いてみないとわかりませんよね。多分最初は、嫌だなあと思っていたはずです。自分が動けば音がするんですからね。自然の中ではあり得ない事です。これはもう全くの人間の都合だけで、付けられたものです。
個体差はあると思いますが、 毎日つけているものだからこそ、少しでも猫ちゃんに負担のないようにと、常識を覆してまで配慮しています。

鈴は、飼い主さんにとっては、とても便利なもの。鈴を付ける為に首輪をしているという理由がもしかしたら一番かもしれません。でも猫にはきっと迷惑!
じゃあそもそも首輪は、しない方が…。
という考え方もあります。でもでも万が一、迷子や脱走した場合は、もう首輪だけが頼りです。完全室内飼いの猫ちゃんこそ、迷子になりやすいという事実もあります。完全室内飼いをしていた猫ちゃんが、ノラになって生き残るのは、相当辛いかもしれません。
このギャップをどう埋めるか…。

猫ちゃんの立場にたってデイリー首輪を提案しているゴロにゃんでは、そんな経緯から鈴なしとしています

でも鈴を付ける理由はいろいろあって、目が不自由なので、猫がどこにいるか分かるように鈴をつけたい、足が不自由なので猫を踏みつけたくない、ねずみや鳥を取って来るので殺生させたくない…とか。
猫に鈴が必要な方もたくさんいらっしゃると思います。
ですので、もし鈴が必要な場合は、それぞれの飼い主さんの判断におまかせして、ご購入後に別に鈴を付けて下さるようお願いしております。