特徴
ペルシャのロングヘアとシャム猫の人為的交配によって作り出された猫種です。性格は比較的おっとりとしていて、陽気で人なつこい性格です。
長い被毛が体全体を被っていて、特にエリ毛はゴージャスです。ヒマラヤンの名前の由来は、その姿が可愛らしいコロコロとしたウサギに似ていたからとされています。
色むらのない薄い被毛に顔、耳、四肢、尾に濃い毛色があるのが、ポイントカラーで青い目の美しい猫です。
丸くて大きな幅広い頭に小さくて先端が丸みを帯びた耳がついています、大きくてまん丸な目はブルー、愛嬌のある短い鼻です。
被毛の色は、
■セルフ・ポイントとトーティポイント
ブルー、チョコレート、クリーム、ライラック、レッド、シール、ブルー・クリーム、チョコレート・トーティ、ライラック・クリーム、シール・トーティ
■タビー・ポイント
セルフ・ポイントとトーティ・ポイントと同色。
以上のカラーバリエーションがあります。
歴史
1920年代にヨーロッパで初めて試みられ、その結果生み出されたクメールという猫種が、1950年代までヨーロッパ大陸に存在しました。バーマンもその時に作り出されたという説もあります。その後アメリカとイギリスで、それぞれ優良なロングヘアの外見にポイントの入った猫を作り出すと努力が続けられて1950年代に北米でヒマラヤンへの関心が再び起こり、1961年までに主要な猫種登録団体に認められるようになりました。
手入れ
被毛は毎日のお手入れが必要です。ひどくもつれた被毛をお手入れするのはとても、大変ですが、ペルシャと同様、頑張ってお手入れしてあげて下さい。そして被毛のお手入れの他に、涙目のお手入れも欠かせません。
そうして毎日お手入れの行き届いた猫ちゃんだからこそ、豪華で上品なイメージとともに、健康体である続けることができるのです。飲み込んだ毛が原因で病気になったり、涙やけから目の病気になったりすることもあるので、ぜひ心がけて下さいね。