バイカラーについて

バイカラーな猫ちゃんは、ベーシックカラーとホワイトまたは、タビーカラーとホワイトの組み合わせの猫ちゃんを言います。ですから、キジサバちゃんでもホワイトの部分がはっきりと出ている場合は、例えば、レッド・マッカレル・タビー＆ホワイトなあ〜んて言い方になります。ブラウン・マッカレル・タビー＆ホワイトとか…。

ちなみに「クロ」は、ベーシックカラーであるブラックとそしてホワイトの組み合わせのバイカラーですヨ。
総称はパーティーカラーの中のバイカラーになるのですが、このホワイトの部分は、優性でカラーとしては、出やすく、難しい事をいわなくても、とにかく可愛いのであります。

バイカラーを説明する為にちょっと分かりやすい図を書いたので、並べてみました。

いわゆるソリッド猫ちゃん	足袋をはいた猫
	ちょうどバイカラーとバンの間の色のあい

猫ちゃんの色の付き方はいろいろありますが、お腹が白くて、背中が黒い猫はいても、背中が白くて、お腹が濃い色の猫ちゃんは、存在しないのです。おもしろいですね。
これは白斑遺伝子による作用とされています。
そしてその白と色のある部分の出方で、名前がつけられています。この中では、ミテッドとハーレクインはあまり普段は、使わない言い方ですけど、猫種によっては、たびたび登場する言葉なので、覚えておくといいかもです。

雑種の猫について

雑種はハウスホールドペットともよばれていて、普通の猫の総称です。
日本では雑種の猫を純血種に比べて低くみる風潮がありますが、とても残念なことです。なぜなら外国での扱いは異なっているからです。

外国のキャットショーにはハウスホールドペットクラスが設けられています。
これは純血種の部門に当てはまらない猫のためのもので、どんな猫でも出場できます。個性いっぱいの家猫たちの良さを評価するのですが、それだけでなく、もしかしたら、将来の新しい品種のルーツとなる家猫が現れるかもしれません。

アメリカやヨーロッパではそのショーもハウスホールドペットのクラスは大盛況です。みんな自分の猫の自慢をし、猫について熱く語りあう、キャットショーの原点がみられます。