特徴
アメリカン・ショートヘアは、穏やかで独立心の強い生真面目な猫です。
もともと人の手に頼らず自由な繁殖にまかせられてきたため、丈夫でどんな環境にも耐えてひとりでいきていける強さを持つ、ワーキングキャットです。アメリカとカナダでは飼い猫としてもキャットショーでも人気がありますが、その他の地域ではあまり知られていませんでした。
ふっくらとした顔の大きな猫で、力のみなぎるしっかりとした筋肉質のボディをしています。
日本ではクラシックタビー 以外になかなか思いつかないですが、34種類ものカラーバリエーションを持った様々な被毛とパターンを持つ猫です。
■セルフカラーとトーティ・カラー
ブラック、レッド、ブルー、クリーム、ホワイト、トーティシェル、
ブルー・クリーム
■スモーク
ブラック、カメオ、ブルー、トーティシェル、ブルー・クリーム
■シェーテッド
ホワイトを除く、セルフ・カラー、トーティ・カラーと同色
■ティップド
ホワイトを除く、セルフ・カラー、トーティ・カラーと同色
■タビー・カラー(クラシック、マッカレル)
ブラウン、レッド、ブルー、クリーム、ブラウン・パッチド、
ブルー・パッチド
■シェーテッド・タビー
スタンダード・タビーと同色、同パターン
■バイカラー(スタンダードとバン)
ホワイトを除く、セルフ・カラー、トーティ・カラーと同色
■スモーク、シェーテッド、ティップドのバイカラー
ブラック、スモーク、カメオ・スモーク、ブルー・スモーク、
トーティシェル、シェーテッド・カメオ、
シェル・カメオとホワイトの組み合わせ
■バイカラー(スタンダードとバン)
ホワイトと組み合わせるタビー・カラーと全色
■シルバー・タビー・バイカラー
シルバー・タビー、カメオ・タビー、
シルバー・パッチド・タビーとホワイトの組み合わせ
歴史
アメリカ開拓時代のメイフラワー号に乗って、イギリスからやってきた猫とされています。ニューファンドランドからヴァージニアにおよぶ英国植民地、あるいはノヴァスコシアからルイジアナにかけてのフランス植民地、現在のニューヨークにあたるオランダ植民地のあたりに上陸したと思われます。
当時はネズミとり用の猫として船に乗っていましたが、開拓者とともにたくましく生き、アメリカ全土へ広まっていったとされています。ヨーロッパから渡ってきた時よりも、被毛は厚くなり体もしっかりとした筋肉質なものへ変化しました。
そしてアメリカンショートヘアとして改名されたのは、1966年のことです。それまでは、ドメスティック・ショートヘアと呼ばれていました。
起源はヨーロッパの野生猫と初期のエジプシャンであると考えられているそうです。現在のアメリカン・ショートヘアに良く似たヨーロピアンが認知されていて、最初のオリジナルカラーはマッカレルとクラシックのブラウンタビーであったろうと想像されています。
性格
ワーキングキャットの資質を残しながらも、おだやかな性格と人なつこく愛らしい表情とで、広く飼われるようになりました。
手入れ
アメリカン・ショートヘアの被毛は2種類のコートから成り立ちます。ひとつはガードコートと呼ばれる長く太い毛。この被毛のカラーが独特のクラシックタビーのパターンをつくります。もうひとつは、アンダーコートと呼ばれる短めのフワフワとした綿上の毛。主に体温を守るためにあります。どちらも子猫の時はぬけませんが、換毛期(梅雨、初冬時期)には非常に多く抜けます。主としてアンダーコートが良く抜けます。くしを体に垂直にたててお手入れをするようにします。
そしてアメリカン・ショートヘアは、耳の中が脂性なので、汚れやすいので、週1回ほどお手入れして下さい。お手入れの仕方はこちらを参照して下さい。
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